さすがライオン
(2012 ケニア/マサイマラ動物保護区)
オロロロ・ゲートをくぐっていくらも行かないうちに、正面からライオンの母子が歩いてきました。
身をひそめることなどまるで考えていないように、車道を堂々と歩いてきます。さすがライオン、王道を行きますね。
ふだんなら、昇り始めた朝日の美しさにため息をつきつつ、これから始まるサファリドライブに胸躍らせているような、いわばウォーミングアップの時間帯。
ライオンは特にめずらしいものではないけれど、赤ちゃん連れとなると話は別です。
こんなにいきなり出会うなんて思いもしないから、油断していた僕らはカメラの用意に大あわて。
僕らの車は幸運にも先頭だったのですが、ゲート・イン直後ですから、とうぜん後続の車も何台かいて、それぞれがみんな急停車。どの車の中も、僕らと同じように興奮してバタバタしていました。
あのときはおもしろかったなあ。